F1第5戦スペインGP。
いよいよヨーロッパラウンドが始まりました。
各チームがマシンをアップデートして臨みましたが、
ここでもブラウン勢の強さが際立っていました。
バトンが今年4勝目、早くも独走態勢です。
決勝結果(8位まで)
1位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
2位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
3位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
4位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
5位 F.アロンソ(ルノー)
6位 F.マッサ(フェラーリ)
7位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
8位 T.グロック(トヨタ)
バリチェロが抜群のスタートを決めてトップに立つと、
バトンを従え快走。今季初優勝を期待させました。
しかし1回目のピットストップが終わった段階で、バリチェロが
3ストップ作戦を取っていることがわかりましたが、
2回目のピットストップ後のバリチェロのペースがなかなか
上がらず、この間にバトンが素晴らしいペースでトップをキープ。
結局バトンは終始安定した走りで後続を寄せ付けずに完勝でした。
バリチェロも2位に入り、ブラウン勢が今季2度目のワンツー達成。
レッドブル勢が3、4位に入りましたが、ベッテルはスタートで
ブラウン勢力の前に出れなかったこともあり、マシンは結構速いものの、
ブラウン勢には、まだちょっと及ばない感じがしました。
また、フェラーリのマッサが予選からまずまずの走りで、決勝でも
良い位置をキープしていたものの、終盤で燃料が足りないという
事態に陥り、ペースを落としたために最後は6位でチェッカー。
ちょっと考えられないようなチームのマネジメントミスでした。
中島一貴は、スタート直後の混乱の影響でフロントノーズを
交換するためにピットインしてタイムロスしたこともあり13位。
なんか、うまいこといってないなあという感じですね。
金曜日は速いんやけど。
次戦は伝統のモナコGPですが、ここは予選の結果がほぼ決勝に
直結してもおかしくないレース。
今回の感じやと、ブラウンとレッドブル、それと予選一発の速さが
あるトヨタの3つ巴の予感がします。
KERS搭載のフェラーリとマクラーレンは苦戦しそうですね。
とにかく昨年以上の接近戦にはなりそうなので、楽しみにしてます。