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仕事が終わって自宅に3時半頃に戻り、すぐにテレビでチェックしました。

★決勝結果(上位10台)
  優勝  F.アロンソ(フェラーリ)
   2位  F.マッサ(フェラーリ)
   3位  L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
   4位  S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
   5位  N.ロズベルグ(メルセデスGP)
   6位  M.シューマッハ(メルセデスGP)
   7位  J.バトン(マクラーレン・メルセデス)
   8位  M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
   9位  V.リウッツィ(フォースインディア・メルセデス)
  10位  R.バリチェロ(ウィリアムズ・コスワース)

序盤から良いペースで走行していたベッテルが、そのままフィニッシュ
するかと思われましたが、後半に差し掛かってトラブル発生。
その隙を見逃さず、アロンソとマッサが立て続けに抜き去り、
終わってみればフェラーリが1−2フィニッシュでゴール。

アロンソは、通算22勝目。
2005、2006年のワールドチャンピオンが、フェラーリに移籍した
緒戦で見事に勝利しました。フェラーリは、昨年は不本意な成績に
終わりましたが、ケガで昨シーズン後半を休養していたマッサも
2位に入り、最高のスタートを切りました。

フェラーリは、初日のフリー走行から2人とも非常に安定してタイムを
出していました。信頼性が高いようであれば、4強の中でも抜けた
存在になりそうな予感がしました。

個人的には今年のクルマの中で、フェラーリのデザインが一番カッコ
ええかなと思ってます。

ベッテルは、ストレートでのスピードが極端に遅くなったため、恐らく
エンジンかスロットル系のトラブルだと思うのですが、その後ハミルトンにも
抜かれたものの、何とか4位でフィニッシュしました。
ただ、トラブルさえなければ優勝していた可能性は大でした。
次戦以降も優勝争いの中心になるかと思われます。

一方、注目されていたシューマッハですが、予選からチームメイトの
ロズベルグにリードを許し、決勝でも6位にとどまりました。
今回のレースだけを見ると、上位との差があるので厳しそうですが、
例えばモナコのようなコースで、予選を一発で決めて決勝で逃げる
ような展開になれば、優勝も十分にありそうです。

それでも、バトンとウェーバーに終始プレッシャーをかけられていたにも関わらず、
抑えこんだのはさすがというところでしょうか。
41歳恐るべしです(笑)

ウェーバーもスタートで順位を落とした後、ライン取りが前のシューマッハと
違いましたので、クルマのバランスが悪かったのか、もしくはタイヤに
影響していたのかもしれません。

そして、日本人ドライバーの小林可夢偉ですが、スタートで12位まで
アップしたものの、トラブルが発生してストップし、残念ながらリタイアでした。

今回は、マシンがこのコースと相性が合っていなかったのか、
セッティングに苦しんでいたようですね。
テストを見る限りでは、もう少しやれていいはずだと思います。
次に期待しましょう!

次戦は、2週間後にオーストラリアで行われます。
フェラーリが連勝するのか、それとも他のチームが巻き返すのか?

テレビ中継の最後に、シューマッハのインタビューが流れていました。
かなり余裕が感じられましたが、果たして・・・。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 06:45
いよいよ来週に開幕するF1ですが、3日にFIAがエントリーリストを公表し、
4日に全ドライバーも決定しました。

★マクラーレン・メルセデス
  1.ジェンソン・バトン
  2.ルイス・ハミルトン

★メルセデス・ベンツGP
  3.ミハエル・シューマッハ
  4.ニコ・ロズベルグ

★レッドブル・レーシング・ルノー
  5.セバスチャン・ベッテル
  6.マーク・ウェーバー

★フェラーリ
  7.フェリペ・マッサ
  8.フェルナンド・アロンソ

★ウィリアムズ・コスワース
  9.ルーベンス・バリチェロ
 10.ニコ・ヒュルケンベルグ

★ルノー
 11.ロバート・クビサ
 12.ヴィタリー・ペトロフ

★フォース・インディア・メルセデス
 14.エイドリアン・スーティル
 15.ビタントニオ・リウッツィ

★STRフェラーリ
 16.セバスチャン・ブエミ
 17.ハイメ・アルグエルスアリ

★ロータス・コスワース
 18.ヤルノ・トゥルーリ
 19.ヘイッキ・コバライネン

★HRT・コスワース
 20.カルン・チャンドック
 21.ブルーノ・セナ

★BMWザウバー・フェラーリ
 22.ペドロ・デ・ラ・ロサ
 23.小林可夢偉

★ヴァージン・コスワース
 24.ティモ・グロック
 25.ルーカス・ディ・グラッシ

(数字はカーナンバーで、13は欠番です)

新規チームを含め、13チームが参戦予定でしたが、USF1が除外され、
補欠候補となっていたステファンGPの参戦も認められなかった為、
結局12チームでドライバーが24名となりました。
ステファンGPが参戦できていれば、中嶋一貴起用の可能性もありましたが、
ちょっと残念ですね。

小林可夢偉の所属するザウバーは、BMWが撤退し、チームは
フェラーリエンジンを使用するにも関わらず、リストではBMWザウバー
という名称になっているようです。

メルセデスGPですが、メルセデスが昨年のブラウンGPを買収したチームです。
4年ぶりの復帰となるシューマッハと、初優勝を狙うロズベルグ。
ベテランと若手がどんな走りを見せるのか楽しみですね。

新規参入チームですが、HRTは当初カンポスという名前で参戦予定でしたが、
ヒスパニア・レーシングという名前に変更となりました。
ブルーノ・セナは、アイルトン・セナの甥ということが注目されてますね。
唯一、合同テストに一度も参加しなかったので、仕上がりが少し心配です。

もう1チームのヴァージン・レーシングですが、今年のマシンは風洞を使わずに
コンピュータで設計・テストされたF1初のデジタル設計マシンというのが
注目されています。

そしてロータスは新規参戦ではなく、久々のF1復帰といった方が良いのかな?
でも実は、以前のロータスと直接の関係はありません。
F3チームの”ライトスピード”がF1エンジニアのマイク・ガスコインと協力して結成。
チーム代表は、以前のロータスに所属していたニーノ・ジャッジという人物です。

以前のロータスはF1の名門チームと言われ、1958〜1994年までの
活動の中で、ワールドチャンピオンを5人、6度輩出しています。
過去中嶋一貴の父である中嶋悟が、1987年にアイルトン・セナと
組んでF1デビューを果たしたチームでもあります。
当時の”キャメル・イエロー”のカラーリングが私は非常に好きでした。

合同テストの結果などから、マクラーレン、メルセデス、フェラーリ、レッドブルが
いわゆる”4強”と言われていますが、ウィリアムズ、ザウバー、
フォース・インディアもまずまずのタイムを出しており、フタを開けて
みなければわからない部分が多いです。
あと、ルノーも未知数ですかね。

逆に考えると、昨年も混戦といわれましたが、今年はさらに混戦になる
可能性が高いということですね。
ちなみに昨年は17戦で勝者が6人、一昨年は18戦で勝者は7人でした。

私見ですが、もしかすると日本人のウィナーが今年出る可能性が
あるんじゃないかなと思ってます。つまり小林可夢偉ってことですが。
別に応援しているから過大評価しているわけではありません。

先日行われた合同テストのタイムなどを見ていると、昨年よりもさらに
タイム差の無い戦いになりそうな気がしています。
しかも給油の禁止で戦略によって差が開く可能性も小さくなります。
5年ぐらい前は、3週遅れの車とかザラにありましたけどね。

それと小林選手のドライビングも加味した上でなんですけどね。
彼が昨年、代役で出走したブラジルとアブダビの走りを見ていると、
”バトルはするけど無理はしない”というスタイルなんですね。

当然、条件はつくと思います。ザウバーの車と相性が良いサーキットで、
プラスアルファの”運”も必要だと思います。
でも、期待はできると思いますよ!

今年のレギュレーションについては、後日また書こうと思います。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:01
F1第16戦ブラジルGP。
ワールドチャンピオンに王手をかけていたバトン。
勝って決めることはできませんでしたが、悲願のタイトルを獲得しました。

決勝結果(8位まで)
1位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
2位 R.クビサ(BMWザウバー)
3位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
4位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
5位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
6位 K.ライコネン(フェラーリ)
7位 S.ブエミ(STRフェラーリ)
8位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)

まず、雨の中行われた予選は大波乱。
チャンピオン獲得の可能性がわずかに残っていたベッテルがQ1敗退で16位。

ポイントリーダーのバトンも戦略ミスで14位。

これに対してチャンピオンシップ2位のバリチェロがポールを獲得。
逆転チャンピオン獲得へ執念を見せました。

決勝では、オープニングラップで波乱。

ライコネンがフロントウィングを破損し、トゥルーリとスーティルが接触。
アロンソも巻き込まれて、いきなりセーフティカーが導入される展開に。

レースが再開されると、バリチェロがレースを優位に進めるが、2回目の
ピットストップ後はペースが上がらず、さらにタイヤのパンクで最終8位となり、
タイトルの可能性が無くなってしまいました。

また、2位以内が絶対条件だったベッテルも追い上げましたが、結局4位。

バトンは、いつも以上に積極的なレース運びで5位でフィニッシュ。
初のワールドチャンピオン獲得となりました。
また、ブラウンGPはコンストラクターズタイトルも獲得しました。

それから、グロックの代役として初参戦の小林可夢偉は、なかなか見所のある
走りを見せて10位。
(その後、コバライネンのペナルティで9位となりました)

しかし何といっても今年のバトンは、前半戦での貯金がモノをいいました。

上位3選手の前後半でのポイント数は、

        第8戦まで  第9戦以降
J.バトン      64     25
S.ベッテル    39     35
R.バリチェロ   41     31

となっており、バトンは前半で6勝を挙げたものの、後半では表彰台が1回だけ。

しかし、ノーポイントで終わったのは第12戦のベルギーだけで、それ以外の
グランプリでは全てポイントを獲得しました。

逆にベッテルは、バトンに次ぐ3勝を挙げましたが、ノーポイントが5回。
これが最後に響いてきました。

今年も残り1戦、初開催となるアブダビGPが残ってます。
未だノーポイントの中嶋にも頑張って欲しいし、来季に向けてのラインナップの発表も
あるかもしれません。

最後まで目が離せませんね。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:27
F1第12戦ベルギーGP。
とにかく予選から驚き、大混戦のレースでした。
その中でフェラーリのライコネンが、ようやく今季初勝利を達成です!

決勝結果(8位まで)
1位 K.ライコネン(フェラーリ)
2位 G.フィジケラ(フォースインディア・メルセデス)
3位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
4位 R.クビサ(BMWザウバー)
5位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
6位 H.コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
7位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
8位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)

混戦の予感は予選からありました。
当初注目されていたのは、高速コースであるこのスパに有利と言われていた
レッドブル勢、ハンガリーGP以降、速さを見せていたマクラーレンのハミルトンで、
ブラウン勢は不利かもしれないということ。

そしてフタを空けて見ると、ハミルトンとバトンがQ2でノックアウト。
ポイントリーダーのバトンは、14番手と非常に厳しい位置からのスタート。

それ以上に目立ったのが、参戦2年目のインドチームのフォースインディア。
優勝経験のあるG.フィジケラを擁していたものの、過去ポイントさえ獲得
できていないチームが何とポールポジションを獲得。

そして、トヨタのトゥルーリが2番グリッド。
予選後に発表の燃料搭載量を見ても、優勝を狙えるチャンス。
それからザウバー勢のハイドフェルドが3番手、クビサが5番手。

ここ数戦の予選結果とは少し異なった展開に。

で、決勝のスタート。

スタートで4番グリッドのバリチェロが出遅れ、その後もアクシデントが発生し、
バトンとハミルトン、アルグエルスアリ、そしてグロージャンの4台が
クラッシュなどの影響で1周目でリタイア。

そして、チーム初優勝を狙うトヨタのトゥルーリもスタートで遅れ、
接触の影響でピットインして大きなタイムロス。

この中でフィジケラは無難なスタートでトップ、またフェラーリのライコネンが、
KERS効果もあり2番手に。

1回目のピットインで、燃料が他車より少なく、第2スティントでライコネンに
引き離されると思われていたフィジケラは、意外にも速いペースで走行。

1回目のピットストップ終了後、トップがライコネンでフィジケラは離されずに
2番手を追走。
しかし、2回目のピットインでもこの位置関係は変わらず、ライコネンが何とか
トップでチェッカーを受け、今季初優勝を達成!

そしてフィジケラが2位をキープし、チーム初表彰台&初ポイント。
今回の車はレースペースもホンマに速かったです。

3位には、予選8位と出遅れたレッドブルのベッテルが食い込み、ノーポイントに
終わったバトンとの差を縮め、チャンピオン争いは面白くなりました。

また前戦優勝のバリチェロは、残りわずかでエンジンから煙が出たものの、
何とか最後まで車を走らせ、7位でフィニッシュし、2ポイント獲得。

これで、残り5戦で2強のドライバーズポイントは、
 J.バトン    72
 R.バリチェロ  56
 S.ベッテル   53
 M.ウェーバー  51.5

数字の上では、まだバトンが有利ですが、5戦連続で表彰台が無し。
完全に勢いが無くなってしまいました。

次戦は、ヨーロッパラウンド最終戦となるイタリアGP。
モンツァも高速サーキット、そしてフェラーリのお膝元。

ブラウン勢が苦戦し、レッドブル勢が有利となるか?
フェラーリのライコネンも、チームのお膝元で連勝への意気込みは相当なはず。
そして今回速かったフォースインディアは、イタリアでも速いのか?

早くも再来週が楽しみです!
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 04:54
F1第11戦ヨーロッパGP。
ここ数戦、レッドブル勢の猛追を受け、防戦一方のブラウン勢でしたが、
バリチェロが2004年中国GP以来、なんと5年ぶりの勝利!
これでドライバーズランキングも2位に浮上です。

決勝結果(8位まで)
1位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
2位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
3位 K.ライコネン(フェラーリ)
4位 H.コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
5位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
6位 F.アロンソ(ルノー)
7位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
8位 R.クビサ(BMWザウバー)

前戦のハンガリーGPで今季初勝利を飾ったハミルトンが、1ヶ月ぶりの
グランプリとなるバレンシアの地でも、予選で速さを見せてポールを獲得。

決勝のスタートも決まり、1回目のピットストップ終了時までは、トップを快走。
ところが、2回目のピットインの予定が早かったためか、タイヤが
準備されておらず、10秒以上のタイムロス。

ここで、3番グリッドからスタートして粘り強く走行し、1回目のピットストップで
2番手に上がっていたバリチェロがタイムを縮め、2回目のピットストップを
順調に終えてコースに戻ると、トップに浮上。

終盤、ハミルトンの猛追を受けるも、そのまま逃げ切ってチェッカー。

5年前、フェラーリで中国GPを勝って以来の勝利。
最多出走記録を更新し続ける37歳の男が、久々に表彰台の中央に上がりました。

一方、ポイントランキングトップのバトンは、スタートで順位を落とし、
最終的には7位でチェッカーを受け2ポイントだけ獲得。

しかしライバルのベッテルがリタイア、ウェーバーが9位でノーポイントと、
相手に助けられた感じでした。

来週のベルギーGPが開催されるスパ−フランコルシャンは、
高速サーキットだけに、再びレッドブル勢の巻き返しがありそうやけど、
チャンピオンの目も出てきたバリチェロの走りにも注目です!

それから、何故かここまでノーポイントの中嶋一貴。
今回も予選のQ1で、まさかのマシントラブルでストップし、17位からのスタート。

1ピットストップ作戦で一時は10位までアップするも、ピットストップ後に
タイヤがバーストし、再度ピットインするという信じられない展開。

ホンマ、何かに呪われてるんとちゃうかと思うぐらいですが、
車は競争力があることをパートナーのロズベルグが証明してくれてるから、
何回も言うてるけど、次こそ期待したい。

最後にフェラーリについて。
今回、マッサ負傷の代役としてバドエルが出走したけど、テレビ中継でも
言われていたように、長いブランクもあるせいか、勝負できる状態では
ないような気が。

マッサの回復具合と、シューマッハの首の状態次第では、一時は幻になった
出走もあるかもしれませんね。
個人的には、ちょっと見てみたいです。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 04:52
F1第9戦ドイツGP。
初のポーツポジションを獲得したM.ウェーバーが初優勝。
レッドブル勢が1−2フィニッシュでブラウン勢を猛追です。

決勝結果(8位まで)
1位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
2位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
3位 F.マッサ(フェラーリ)
4位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
5位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
6位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
7位 F.アロンソ(ルノー)
8位 H.コバライネン(マクラーレン・メルセデス)

2番グリッドのR.バリチェロと5番グリッドのL.ハミルトンが
好スタートを切ったが、ハミルトンはオーバーランしてしまい、
しかもコースに戻ったところで右リアタイヤがパンクし大きく出遅れ。

ポールポジションのウェーバーは2番手で走行していたが、スタート時の
バリチェロへの幅寄せ行為のため、ドライブスルーペナルティで一時後退。

ところが、バリチェロが1回目のピットストップ後に戻った位置が悪く、
また、2回目の給油時にリグのトラブルでタイムロス。

初優勝の望みが一時は消えかけたウェーバーは、その後も快調な走りで
2回目のピットイン後はトップを独走し、そのままチェッカー。

ウェーバーのウィニングラン時の無線から聞こえる絶叫が喜びの大きさを
物語っていました。

チームメイトのS.ベッテルは序盤に前の車を抜くことができなかったのが
最後まで響いたが、それでもさすがの走りで2位でチェッカー。

これで前回のイギリスGPから、レッドブル勢とブラウン勢の形勢は完全に
逆転し、後半の選手権は2強対決という感じがしてきました。
レッドブルは高速サーキットでも今回の中低速サーキットも速いので、
ブラウン勢よりも有利に進めていけそうな気配がします。

一方、ブラウン勢はバトンが5位、バリチェロが6位とポイントは
獲得しましたが、このままの状態で行くとレッドブルに並ばれるのは
時間の問題かも。

それと中嶋一貴、12位でフィニッシュしましたが、8位とは差がないポジション。
それだけに、スタート時の混乱に巻き込まれたのが残念。
それにしても、開幕からずーっと上手くいきませんねぇ。
今回もロズベルグが4位に入っているだけに、車の戦闘能力はそこそこ
高いんやけどなあ・・・。
そろそろ、なんとかしてもらいたいところです。

次戦は、ハンガリーGP。
ハンガロリンクは、モナコに次ぐ低速サーキットで抜きどころもほとんど無し。
予選の順位と、決勝のピットイン戦略が非常に重要になってきます。

レッドブルがこのまま行くか、ブラウン勢の巻き返しがあるか期待です。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:59
F1第5戦スペインGP。
いよいよヨーロッパラウンドが始まりました。

各チームがマシンをアップデートして臨みましたが、
ここでもブラウン勢の強さが際立っていました。
バトンが今年4勝目、早くも独走態勢です。

決勝結果(8位まで)
1位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
2位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
3位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
4位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
5位 F.アロンソ(ルノー)
6位 F.マッサ(フェラーリ)
7位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
8位 T.グロック(トヨタ)

バリチェロが抜群のスタートを決めてトップに立つと、
バトンを従え快走。今季初優勝を期待させました。

しかし1回目のピットストップが終わった段階で、バリチェロが
3ストップ作戦を取っていることがわかりましたが、
2回目のピットストップ後のバリチェロのペースがなかなか
上がらず、この間にバトンが素晴らしいペースでトップをキープ。

結局バトンは終始安定した走りで後続を寄せ付けずに完勝でした。
バリチェロも2位に入り、ブラウン勢が今季2度目のワンツー達成。

レッドブル勢が3、4位に入りましたが、ベッテルはスタートで
ブラウン勢力の前に出れなかったこともあり、マシンは結構速いものの、
ブラウン勢には、まだちょっと及ばない感じがしました。

また、フェラーリのマッサが予選からまずまずの走りで、決勝でも
良い位置をキープしていたものの、終盤で燃料が足りないという
事態に陥り、ペースを落としたために最後は6位でチェッカー。
ちょっと考えられないようなチームのマネジメントミスでした。

中島一貴は、スタート直後の混乱の影響でフロントノーズを
交換するためにピットインしてタイムロスしたこともあり13位。
なんか、うまいこといってないなあという感じですね。
金曜日は速いんやけど。

次戦は伝統のモナコGPですが、ここは予選の結果がほぼ決勝に
直結してもおかしくないレース。

今回の感じやと、ブラウンとレッドブル、それと予選一発の速さが
あるトヨタの3つ巴の予感がします。
KERS搭載のフェラーリとマクラーレンは苦戦しそうですね。

とにかく昨年以上の接近戦にはなりそうなので、楽しみにしてます。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 08:41
F1第4戦バーレーンGP。
予選で初のフロントローを独占したトヨタの初優勝が期待されたものの、
終わってみれば、バトンが終始安定した走りを見せ、早くも3勝目です。

決勝結果(8位まで)
1位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
2位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
3位 J.トゥルーリ(トヨタ)
4位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
5位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
6位 K.ライコネン(フェラーリ)
7位 T.グロック(トヨタ)
8位 F.アロンソ(ルノー)

前戦の豪雨の中国GPでは、レッドブルが初優勝しましたが、
やっぱりブラウンGPの強さは一歩前をいってるかなという印象でした。

ポイントは、1回目のピットストップ。
ここでトヨタは2台とも、ハードタイヤを選択。
その後のペースが上がらなかったことが、結局最後まで響きました。

トヨタは序盤の4戦で初優勝しようと考えていましたが、
残念ながら持ち越しとなりました。
でも、優勝争いにからめる実力があることも事実。
ただ現状では、もう一つ”何か”が無いと勝てないような気がしました。

今のところ、ブラウン勢が頭一つ抜けた状態で、それに続くのが
レッドブルとトヨタ。その後に、マクラーレン、ルノー、フェラーリ、
ウィリアムズあたりがダンゴ状態になってる感じですね。

去年より楽しませてまらってるのは確かですが。

それから、中島一貴。
クビサとの接触で、序盤に上位から姿を消したのは残念。
そろそろポイント圏内で走る姿を早くみたいです。
(今年は特に期待してるだけにね)

次は、いよいよヨーロッパラウンドになります。
スペインGPは、アロンソの地元。彼も燃えるでしょう。

他のチームも、どんどんマシンを改良してくるはず。
ブラウン勢が、このままいくのかどうか?
次回も楽しみです!
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:59
F1第2戦マレーシアGP。
レース途中から降りだした雨が豪雨となり、56周の決勝レースは
赤旗中断。結局31周時点での順位が最終結果となりました。

決勝結果(8位まで)
1位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
2位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位 T.グロック(トヨタ)
4位 J.トゥルーリ(トヨタ)
5位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
6位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
7位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
8位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)

雨でもブラウンGPは強かった!
今回のスタートはミスったものの、1回目のピットストップの間に
トップを取り戻した。その後は無難なレース運びで中断までトップ。

結局、開幕2連勝。バトン強し!
なお、ポイントはレース中断で確定したため、通常の半分です。

トヨタも安定した走りでした。ただ、今回はチーム首脳も本気で
優勝を狙っていただけに、少し悔しい結果だったようですが、
近いうちに実現しそうな雰囲気はありました。

それから、スタートで飛び出したロズベルグ。
途中まではトップを快走してました。
ウィリアムズの速さを見せてくれたので、今後は中嶋も含めて期待です。

マクラーレン、フェラーリ、そして今回特に苦戦していたルノーですが、
しばらくは中断のポジションでレースを行わざるをえない感じです。
地力はあるチームなので、巻き返しに期待です。

次戦は4月19日決勝の中国GP。
上海はスピードサーキットなので、KERS搭載チームが
力を発揮できるかどうかも見所ですね。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 02:48
F1開幕戦オーストラリアGP
予選でワンツーを決めたデビューレースのブラウンGPが、
決勝でもワンツーフィニッシュを決めました!

決勝結果(8位まで)
1位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
2位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)
3位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
4位 T.グロック(トヨタ)
5位 F.アロンソ(ルノー)
6位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)
7位 S.ブエミ(STRフェラーリ)
8位 S.ブルデー(STRフェラーリ)

スタートから落ち着いたレース運びで、予選の速さを決勝でも
見せたバトンが、最後までトップをキープ。
2006年ハンガリーGP以来の通算2勝目。

バリチェロはスタートでミスって後手を踏んだものの、
レース終盤に起こったクビサとベッテルの接触により、
2位をゲット。

また、最後尾からのスタートとなったトヨタ勢ですが、
レースではトゥルーリが3位でフィニッシュしたものの、
2度目のセーフティカー出動中にハミルトンを追い越したと
判断され、レース後に決勝タイムに25秒加算されてしまい、
結局12位に降格されてしまいました。
パートナーのグロックは繰り上げで4位です。

そして日本人ドライバーの中嶋一貴。
スタートでは前方の混乱を上手く避け、一時は4位まで浮上するも、
18周目にスピンしてしまいリタイア。
もったいないなぁ。

まだ1戦しか見ていないので、この先どうなるかわかりませんが、
まず言えるのは、去年よりもかなり実力が拮抗していること。

ブラウンGPは今回、最高の結果が出ましたが、信頼性については
今後を見ないとわかりませんし、全てのサーキットでパフォーマンスを
発揮できるかも未知数。
バトンの2度目のピットストップに時間がかかり、2位との差が
詰まったということもありました。

苦戦が予想されたマクラーレンは、ハミルトンのテクニックに
頼るところが大きいのかもしれません。
でも、意外と大きな差はありませんでした。
KERSを搭載しているだけに、スピードサーキットだと
チャンスはもっとあるような気がします。

トヨタもかなり速いなと感じました。初優勝は近いかも。

それから、タイヤの使い方。
序盤快走していたロズベルグが、終盤ソフトタイヤで長めの走行を
していたようですが、急にペースダウンし、後続に抜かれてました。

まあ、色々書きましたが、オーバーテイクも増えているようやし、
今年はかなり面白いレースが期待できそうです。

第2戦は来週、マレーシアで開催されますが、今から楽しみです。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:55
待ちに待ったF1世界選手権が始まりました。
開幕戦はオーストラリアGP。
今日はフリー走行が行われましたが、いきなり先が見えない展開です。

まず驚いたのが、昨年ワールドチャンピオンを獲得した
L・ハミルトンを擁するマクラーレン・メルセデスですが、
まずハミルトンが1回目16位、2回目18位と低迷。
パートナーのH・コバライネンは、1回目は5位だったものの、
2回目は17位でした。

また、昨年のコンストラクターズタイトルを獲得したフェラーリ勢ですが、
K・ライコネンが1回目3位で2回目が11位。
昨年惜しくもワールドチャンピオンを逃したF・マッサは、
1回目7位で2回目が10位。

これは、今までのパターンからは考えられない状況です。
しかも、トップからのタイム差が1秒以上開けられている状態。

で、上位を占めたのが、昨年優勝争いにからんでいなかった中堅チーム。

まず、ウィリアムズのN・ロズベルグが1回目、2回目共にトップタイム。
パートナーの中嶋一貴も1回目2位、2回目7位とまずまず。

そして、オフシーズンのテストで好調だったトヨタ勢と、
ホンダ撤退を受けた後のブラウンGPといったところが食い込んでます。

これらの3チームは開幕前、ディヒューザーのレギュレーション違反の
疑いをかけられていたチームです。
(ひとまず合法という結論に至りましたが)

まあ、明日の予選の結果を見ないとわかりませんが、
これらのチームが台風の目になりそうな予感がプンプンします。

トヨタの初優勝や、中嶋一貴の初表彰台も現実味を帯びてきました。

今までマクラーレン、フェラーリ、ルノーといったチームでの
優勝争いばかりでしたが、混戦になるのは大歓迎です。

これは、楽しみになってきました。

明日は、サッカーW杯予選もあるので、忙しいです!
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
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