今日、お昼にネットのニュースで見てビックリしました。
阪神の1番センターとして長年チームを引っ張ってきた赤星が引退。
今シーズンも首や腰の痛みで出場機会が減っていたが、ニュースによると、
脊髄損傷と診断されていたとのこと。
本人曰く、
「全力プレーをできない状況で野球を続けるのは無理なのではないかと
引退する気持ちを固めた」
とのこと。
そこまで重症やったとは・・・。
2001年にドラフト4位でJR東日本から阪神に入団し9年間のプロ生活。
もっと長くやってたような気がしたけど。
1年目から5年連続で盗塁王。
3年連続60盗塁以上は、セリーグ新記録でした。
9年間で積み上げた成績は、
1276安打、通算打率.295、381盗塁。
盗塁数は球団最多記録。
また2005年には、1シーズンでセパ11球団から盗塁を記録というのも
ありました。
3割を打った年が5度と、足だけでなく打撃でも素晴らしい選手でした。
2003年、2005年のリーグ優勝は、彼の働きも非常に大きかったです。
今まで、こんな選手は阪神におらんかった。
1985年の日本一以降、阪神が暗黒の時代に入ってから、勝てるチームに
変わったのは、彼の存在によるところが非常に大きかったと思います。
それから、盗塁の数だけ車椅子を病院や福祉施設へ提供していたという
活動も素晴らしいことだと思います。
とにかく今は、「お疲れ様でした」と言いたいです。
今後は体を第一にして、できれば野球に携わっていって欲しいですね。
しかし、これで来季の阪神のオーダーにも影響が出てきたことは確か。
外国人として、マット・マートン選手の獲得が決まっているようですが、
足と打撃の両方揃った選手が今の阪神には正直いません。
金本、平野以外に桜井や林が穴を埋めんとアカンとは思いますが、
庄田や柴田、野原祐也あたりの若手が伸びることを期待せんとあきませんね。
とにかく、「赤星がおらんようになったから阪神が弱くなった」と
言われないようなチームとなることを期待してます!