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F1第16戦ブラジルGP。
ワールドチャンピオンに王手をかけていたバトン。
勝って決めることはできませんでしたが、悲願のタイトルを獲得しました。

決勝結果(8位まで)
1位 M.ウェーバー(レッドブル・ルノー)
2位 R.クビサ(BMWザウバー)
3位 L.ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
4位 S.ベッテル(レッドブル・ルノー)
5位 J.バトン(ブラウン・メルセデス)
6位 K.ライコネン(フェラーリ)
7位 S.ブエミ(STRフェラーリ)
8位 R.バリチェロ(ブラウン・メルセデス)

まず、雨の中行われた予選は大波乱。
チャンピオン獲得の可能性がわずかに残っていたベッテルがQ1敗退で16位。

ポイントリーダーのバトンも戦略ミスで14位。

これに対してチャンピオンシップ2位のバリチェロがポールを獲得。
逆転チャンピオン獲得へ執念を見せました。

決勝では、オープニングラップで波乱。

ライコネンがフロントウィングを破損し、トゥルーリとスーティルが接触。
アロンソも巻き込まれて、いきなりセーフティカーが導入される展開に。

レースが再開されると、バリチェロがレースを優位に進めるが、2回目の
ピットストップ後はペースが上がらず、さらにタイヤのパンクで最終8位となり、
タイトルの可能性が無くなってしまいました。

また、2位以内が絶対条件だったベッテルも追い上げましたが、結局4位。

バトンは、いつも以上に積極的なレース運びで5位でフィニッシュ。
初のワールドチャンピオン獲得となりました。
また、ブラウンGPはコンストラクターズタイトルも獲得しました。

それから、グロックの代役として初参戦の小林可夢偉は、なかなか見所のある
走りを見せて10位。
(その後、コバライネンのペナルティで9位となりました)

しかし何といっても今年のバトンは、前半戦での貯金がモノをいいました。

上位3選手の前後半でのポイント数は、

        第8戦まで  第9戦以降
J.バトン      64     25
S.ベッテル    39     35
R.バリチェロ   41     31

となっており、バトンは前半で6勝を挙げたものの、後半では表彰台が1回だけ。

しかし、ノーポイントで終わったのは第12戦のベルギーだけで、それ以外の
グランプリでは全てポイントを獲得しました。

逆にベッテルは、バトンに次ぐ3勝を挙げましたが、ノーポイントが5回。
これが最後に響いてきました。

今年も残り1戦、初開催となるアブダビGPが残ってます。
未だノーポイントの中嶋にも頑張って欲しいし、来季に向けてのラインナップの発表も
あるかもしれません。

最後まで目が離せませんね。
よーいち | F1 | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:27
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