まあ、何というか、情けないというか・・・。
しかも、”踏んだり蹴ったり”という言葉が当てはまるような試合でした。
長文ですけど、私の愚痴にお付き合い下さい(笑)
立ち上がり、今日の日本の中盤は積極的に高い位置でボールを
回していましたが、先発した玉田と岡崎がボールに触れられるチャンスは
ほとんど無く、シュートチャンスがほとんど無い状態。
しかし前半23分、闘莉王がペナルティエリアで反則をもらってPK獲得。
これを遠藤がきっちり決めて、日本が先制。
まあ、この時点で1点で勝てるとは思ってませんでしたが。
ところが、ここから日本の歯車が狂い始めます。
直前に接触プレーのあった大久保が、前半26分に香川と交代。
この辺りから、日本の守備に綻びが出てきます。
すると前半33分、内田がペナルティエリアで反則を取られて、
今度は韓国がPKを獲得。李東国がきっちり決めて試合は振り出しに。
そして前半39分、李昇烈がミドルシュート。
中澤の背中に少し当たって変化したボールがそのままゴールし、
韓国が1点勝ち越し。
そして、その直後、日本のFKのチャンスで、闘莉王がペナルティエリアに
攻め込んだ際に倒れた後、相手を蹴ったとしてなんと退場。
テレビでは、ちょっと確認できませんでしたが、映っていた映像だけを見ると、
レッドを出されるようなことはしていなかったように見えますが・・・。
これで、稲本の位置が下がり、本来の飛び出しによる攻撃参加が
できなくなり、日本はどうしようもない状態。ここで前半終了。
後半開始早々、李東国のシュートがクロスバーを直撃するという
大ピンチを招くものの何とか失点せず。
すると後半7分、金正友が2枚目のイエローで退場し10対10に。
ここから日本がリズムを取り戻し、チャンスを作っていくが、
決定的なチャンスは作れず。
そして後半25分、韓国にスキをつかれた日本は、金在成にシュートを
決められて1−3、これでジ・エンド。
と、試合の流れはこんな感じでしたが、今日はボールポゼッションは、
日本が約60%とキープしていたが、
”キープしていただけ”
で、得点機を作っていたわけではありませんでした。
解説の風間氏が、的確にお話していらっしゃいましたが、
”空いたスペースへの侵入”
が、FW2人の動きに、ほとんど見られませんでした。
それから、せっかく10対10になった後の日本のチャンスで、
フォローに回るメンバーが少なすぎる!
後半30分になったら、足も止まってたし。
パスミスは多いし、ルーズボールは取られへんし、そらそうやわな。
特に今日は、意志疎通がはかられていないパスによるミスが多かったですね。
一方、試合開始前から韓国選手の目の色は違ってました。
実際、試合が始まると必死にボールにチェックに行く姿勢がよく出ていました。
何せ、中国に0−3で完敗した後の日韓戦ですもんね。
いつもの日韓戦以上にファウルが多かったことも頷けます。
1人多い状態で、あのレッドになった金正友のタックル。
ボールに行っていないので、決して褒められたプレーではありませんが、
果たして今日の日本代表のメンバーの中で、ああいう必死さを
前面に出していた選手がいたでしょうか?
選手が一生懸命、やろうとしているのは分かってるんです。
でもキレイなサッカーだけでは、点も取れるわけがない。
こうなると、やっぱり海外組不在ではアジアとの対戦でも苦戦するということが、
よくわかったんじゃないでしょうか。
マスコミも、”俊輔不要論”とか書いたりしているところもありますが、
ゲームを動かせる選手が遠藤以外にもいないと、W杯は良くて
2敗1分で帰国に終わるんとちゃいますか?
俊輔以外にも、長谷部、松井、本田、そして森本の力に頼らないと
今の日本代表は何もできないで終わるような気がします。
この日記を読まれた方で、色々なお考えはあるかと思いますが、
一つ言えることは、
このままじゃアカン!!
さあ、ちょっと落ち着いたしオリンピックを見てウサ晴らししましょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
日本の期待を背負った上村愛子選手。
しかし残念ながら、あと一歩の4位入賞。
神様は、どこまで彼女に試練を与えるんでしょうかね。
金 ハナ・カーニー(アメリカ) 26.63
銀 ジェニファー・ハイル(カナダ) 25.69
銅 シャノン・バーク(アメリカ) 25.43
4 上村愛子(日本) 24.68
8 村田愛里咲(日本) 23.22
上村選手は長野7位、ソルトレーク6位、トリノ5位。
その後、ターン強化をしてワールドカップでも総合優勝し、
世界選手権も金メダルを獲得。
今回こそは、という想いは本人にもあったでしょうし、周囲も大きな
期待をしていましたが、ホンマにあと一歩届きませんでした。
上村選手が滑り終えた時点で2位、残りが4人。
この時点でメダルは厳しいかと思われましたが、
続くクリスティー・リチャーズ選手とヘザー・マクフィー選手が転倒。
一瞬のミスが命取りとなるモーグルって怖いですね。
しかし、金メダルのカーニー選手は、予選と決勝とも27秒台をマークし、
素晴らしいタイムで圧勝でした。
今、上村選手のインタビューを見ていますが、彼女の涙を見ていると
メダルを取らせてあげたかった。
初出場の村田愛里咲選手が8位入賞、伊藤みき選手は12位。
長野で金、ソルトレークで銅の里谷多英選手は、途中までのタイムは
かなり早かったものの第2エアで痛恨の転倒で19位でした。
ホンマに惜しい結果となってしまいましたが、彼女たちの滑りに4年間の
集大成を見せてもらったようで感動をもらいました。
今はただ一言、
お疲れ様、そしてありがとう!